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SE-M280の改造 [修理&改造]

先日のヘッドホンの改造メモメモ。

まずは解体。
イヤーパッドを破らないように外してから、ドライバーユニットを埃から保護する(?)スポンジの裏にあるネジ3本を外します。スポンジはボンドで貼り付けられていますので、剥がすときは慎重に。後で使わないと決めているなら乱暴に取ってもOKですが。自分はカッター等でボンドを削りながら少しずつ剥がしました。

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この状態でドライバーユニットの素性(音の特性)を確認。
高域伸びない、中域・低域は十分に出ている・・・やや低域寄り。
これにバスレフのようなポートを付けて低域(の一部)を更に膨らまし、ユニットの前にスポンジを貼って高域を潰し、イヤーパッドも低域増幅に加担・・・ん~、何をしたかったのでしょうか???
・・・だみだこりゃ。( ̄ω ̄;)


まずはでない高域を出来るだけ引っ張り出すために、ドライバーユニットを鉛で固めて制振。接着剤は2液式のエポキシ系。

周りを固めてから・・

091227-4.jpg

 

折り曲げて接着。ユニットと周りのプラスチックとを更に一体化させ、重さで細かい振動が逃げない=高域が伸びるようにします。接着剤を塗りすぎて、音を調整しているポートなどを塞がないように注意しましょう。

091227-5.jpg

ドライバーユニットのポートの調整にトライしても面白いですが、バランスを取るのが結構大変なので自分は出来るだけ触らないようにしています。気に入った音になっても、今度は左右同じように調節するのが大変ですし。手前のハウジングに付いているポートも同様・・・です。

この状態で仮組みで試聴。
高域が伸びて定位が明瞭化。それでも狭めの定位と低域過多は気になるところ。

バスをブーストしているポートを無くします。取り外して穴開けて・・・。

091227-6.jpg

解体した後に、ヤスリやサンドペーパーで形を整え、

091227-7.jpg

最後にストッキング等で蓋をして終了。

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音のバランスを悪くしているイヤーパッドを外し、音のバランスが良いポジション(耳からの距離)を探し、その高さに合うようにスポンジを貼って調整。
発音部分に埃が入らないように、ストッキングで保護。
耳をスポンジで完全に塞がない(低域の増幅を防ぐ)ように音が逃げる切り込みを加える。
元々のイヤーパッドを付けると塞がるハウジングの横の溝はスポンジを細く切って塞ぐ。

という行程を経て、以下のようになりました。

091227-9.jpg

あくまで音の調整としての完成です。
見栄えや装着感は煮詰めていません。

この段階での音の傾向は、超高域までは伸びないものの、やや高域寄りで低域は若干弱め、定位は広がるが見通しはさほど悪くない。サ行・タ行の音は痛くない。低域は少し腰高で深くは沈まないが、不足感は少ない。一聴すると・・・美音系(笑)。リバーブの一般的な残響帯域がほんの少し持ち上がっていて、エフェクトかけ過ぎな曲はウルサイかも知れません。

音の確認をして貰うために依頼者に渡したら、「これで十分。」との返事。まぁ沢山聴いたら、そのうち物足りない部分が出てくるかな?ということで、この改造は一旦停止です、はい。(^^;


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