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ビクター HP-AL53E(だと思う)な話 [ヘッドホン&レビュー]

知人からの修理依頼を受け、解体・修理&試聴をしました。

預かって試聴してみると、左右から音は出ているものの何かがおかしい。・・・歌が始まって・・・ボーカル部分が出てこない。センター定位の音が消えています。ベースも無し。依頼主は「接触不良なんすよ。こうすると音が出るんです。」とプラグを半挿しにしてました。それ、モノラルやん(--;
代車ならぬ代ヘッドホンを貸してCDP側の音の出方を確認。あれ?ボリューム効かないよ?CDPが壊れてる?・・・それLINE OUTやん(--;

スポンジを外して、ドライバーユニット止めの引っかかり(プラスチック)を折らないように精密ドライバーで広げながら分解。チェックしてみると、グランドが断線している様子。断線個所が特定出来ないのでコードを変換。リッツ線でないけどとりあえず聞ければいいというので、代わりの安物の線を使って配線。接触不良防止の為、熱収縮チューブで保護。元々の線より太いので少しねじ伏せた感はありましたがドライバーユニットを元に戻し、スポンジを着けて完了。

うんでもって試聴。
一聴すると、なんだこりゃ?と思うほどの篭りを感じる。よくよく聞き込むと、一番下の低域が薄くやや低域弱め、高域も上まで出きっていない感じのカマボコ型特性です。フラットから上と下が減衰しているイメージで、更に中音域やや強め。耳につく音域(3~5kHz辺り)が狭い帯域で少し持ち上がっていて、気になる人は少し気になると思います。定位は甘く、若干広め、分解能・音質も値段なり。

全体的にはボーカルを中心として落ち着いたバランスです。少し艶やかに響かそうとしている感じがして、好感が持てる音作りです。耳掛け式の弱点である低音は、指で抑えれば十分に鳴っていますが、ノーマルの状態では少し足りないぐらい。

MP3のノイズが気にならないので、外で携帯プレーヤーなどで軽く聞くには丁度いい感じです。主にボーカル中心の曲を聞く人にお薦め。ドンシャリに録音されたCDには余計な音を潰してくれるのでバランスが良いかもしれません。


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